妥協は絶対にするな

この言葉は『仕事魂』(致知出版社刊)に出てきた言葉です。
著者はワールドケーキフェア・世界洋菓子連盟会長賞グランプリなど、100を越す受賞歴を誇る
洋菓子業界の先駆者、エーデルワイスグループ会長の比屋根毅(ひやね・つよし)さん。
比屋根さんは次のように書いています。


「妥協は絶対にするな。これでいいと思うな。
 味にはこれでいいというものはない。常に最高の味を求めて努力してほしい」


私が技術者に毎日言って聞かせる言葉です。
私は毎日工場を回り、当社の技術者たちが作った洋菓子を食べています。
その際必ず、「昨日の延長線上で物事を考えるな。今日は今日の味をしっかり作り上げろ」と
彼らにアドバイスしています。


日々最高の味を追求する職人魂というのでしょうか、
そういうスピリットを、彼らに忘れないでいてほしいのです。
「職人魂」とは、少々漠然とした言葉ですが、
それは常に最高のもの、本物を作り続ける気概であり、それがエーデルワイスのDNAだと思っています。
だからこそ、本物を追い求めるためにも、妥協してはならないのです。



「職人魂」いい言葉ですね。
この本は月刊トークス2006年8月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2006.html#200608