継続する力をつける(5)目標達成のために中間値を決める

こんにちは。トークスの岡田です。
「ジョギングやダイエットが続かない」と嘆いているあなたは目標を高く決めるだけでなく、「オール・オア・ナッシング」の考え方になっていませんか?
「やる」と「やらない」の間にも、何か考えられませんか?


たとえば、禁煙。
タバコを「やめる」と「吸う」の間に「本数を減らす」という選択肢もあります。
私は、この方法で約3週間で禁煙に成功し、その後禁煙生活を継続し16年ほどになります。


16年前は、今のようにニコチンパッチなどは手軽に手に入りませんでした。
医者から「入手するために大学病院を紹介しましょうか」と言われましたが、「禁煙ぐらい自分でやります」と宣言しました。


最近でこそ、なんでも「これはいいことだから継続しよう」と思えば、すぐにでも始めることができるようになった私ですが、その時はさすがに無理でした。


そこで取った方法が「本数を減らす」です。
換気扇のあるところでしか吸わないと決め、徐々に減らしていきました。
もともと30年近く、1日に3箱吸っていたヘビースモーカーです。
2箱にし、1箱にし、10本と減らしていきました。
禁煙に成功した3週間後は10本からあっという間に0本になったのを覚えています。


この後、禁煙生活を継続することになるのですが、この継続も大変でした。
寝ているときに、「タバコを吸う」夢をよく見ました。
継続する力と同様に悪習を絶つ力も大切な力ですね。


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