だれもが見ている風景から異なる景色を見いだす


この言葉は『「経営」についてこれだけは知っておいて欲しいこと』(メトロポリタンプレス刊)に
出てきた言葉です。
著者の中島孝志(経営コンサルタント)さんは次のように書いています。


だれも手がけていない分野、だれも手がけたことのない商品やサービスを展開するマーケティング戦略
ブルー・オーシャン戦略といいます。
血みどろの戦いを仕掛けて、互いにへとへとに傷ついてしまうレッド・オーシャンとは異なり、
そこはムダな血も流れず、創業者利益を十分に期待できる豊饒なる青い海(ブルー・オーシャン)です。


しかし、いまの世の中、どこにそんな青い海があるというのか?
こう思ったらなにも始まりません。
ビタミンCを発見し、ノーベル賞を受賞したアルベルト・セント=ジェルジがこんなことを言っています。
「発明とは、みんなと同じものを見て、違うことを発見することだ」
なにか違う発想をしようと考えてもブルー・オーシャンは発見できません。
だれもが見ている風景から異なる景色を見いだすのです。


この本は月刊トークス2011年5月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2011.html#201105

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