スタッフが休憩する場所の改善


この言葉は『安売りしない会社はどこで努力しているか?』(大和書房刊)に出てきた言葉です。
著者は小さな会社のブランド戦略を手がけるコンサルタント、スターブランド株式会社共同経営者の村尾隆介さん。
村尾さんは次のように書いています。


私がプロジェクトの現場で一番はじめに取り組むのは、「スタッフが休憩する場所」の改善です。
半分物置と化してしまっているスタッフルームを、
最小限のコストで、ありとあらゆるアイデアを駆使しながら、
より明るく楽しい場所に変えていく。
そこに、私と、その会社の経営者は、
「自分たちは、スタッフを大切にしている会社である」というメッセージを込めています。
この効果は大きく、特に女性スタッフは、「これでゆったりランチが食べられる」と喜んでくれます。


「接するスタッフが気持ち良かったから」
これが、ある調査でわかった、人がモノやサービスをリピートする理由です。
私が過去に関わってきたケースでは、安売りしない会社は、
例外なく「スタッフ力の強化」に多大なエネルギーと時間を費やしています。



あなたの会社や店ではいかがでしょうか?
この本は月刊トークス2010年12月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2010.html#201012