部下自身に練習させる


この言葉は『超!部下マネジメント術』(インデックス・コミュニケーションズ刊)に出てきた言葉です。
著者は行動科学マネジメント研究所所長の石田淳(いしだ・じゅん)さん。
石田さんは次のように書いています。


1つの行動(業務)を指導するためには、そこに含まれる「教えなければいけないこと」を
知識と技術に分類して考えることが非常に大切です。
できれば、知識→技術の順に指導するのが理想的です。


部下自身に練習させることも大切です。
技術を教えるとき、この練習というプロセスが省かれることはめったにありません。
しかし知識の指導では、教える側からの一方的な指導が中心になり、
練習を行う機会が与えられないことがよくあります。
知識に関しても練習は絶対に必要です。
「口頭で質問に答えさせる」「小テストを実施する」など、
内容に合わせて形式を選択してください。



あなたは部下自身に練習させていますか?
この本は月刊トークス2009年4月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2009.html#200904