決意し行動を起こす


この言葉は『自分の会社を100年続く企業に変える法』(アスカ・エフ・プロダクツ刊)に出てきた言葉です。
著者は強運会計士の曽根康正(そね・やすまさ)さん。
曽根さんは次のように書いています。


銀行は、企業が借りた借入金の担保として経営者個人の財産の担保提供を要求してきます。
しかも、経営者個人の個人保証まで要求してきます。
自分の会社を100年続く企業に変えるためには、
私は企業と経営者個人の家を分けなければならないと思っています。
どう分けるかというと次のように3つに分けます。
事業会社、不動産賃貸会社、同族関係者個人の家の3つです。


事業会社はサラリーマン経営者でも経営できるようにしなければなりません。
それをできるようにするためには、無借金経営にする、あるいは個人保証を外すことが必要となります。
こういうと、経営者の方からこんな声が聞こえてきそうです。
「そんなことができれば、今までも苦労はしてないよ」。


しかし、ここで大事なのは、無借金経営にできるとか個人保証を外せるとかではありません。
まず「無借金経営を目指そう」と決意することです。
そして、無借金経営を目指して、行動を起こすことです。
無借金経営を目指していないのに無借金経営が実現したり、
行動を起こしてもいないのに無借金経営になることはないのです。



決意し行動を起こす!
大切なことですね。
この本は月刊トークス2009年4月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2009.html#200904