読書ノートは「続けること」に意味がある


この言葉は『読書は1冊のノートにまとめなさい』(Nanaブックス刊)に出てきた言葉です。
著者は業界紙記者の奥野宣之(おくの・のぶゆき)さん。
奥野さんのデビュー作『情報は1冊のノートにまとめなさい』は27万部のベストセラーになりました。
この2作目もよく売れているそうです。
奥野さんは次のように書いています。


読書ノートといっても、ぎっしり文字が詰まったものから、メモ書き程度のものまであります。
たとえば、「2008年8月5日、『○○○○』読了。面白かった」
この程度であれば、誰でも続けることができるでしょう。
僕はこの程度でも「読書ノートの効果はある」と断言します。
継続することが第一のハードルだからです。


何年、何十年と続けることができるシステムを運用してはじめて、
参照したり、詳しい読書ノートを作ったりといった応用が利くようになるのです。
だから「継続できること」はすべてに優先します。
読書ノートは「続けること」に意味がある。気が向いたときに適当な長さでつける。
まずはこういう気持ちを持つことです。


読書ノートをつける前提で、買って、読む。
これだけで、リーディングの意識は大きく進化します。
人に教える目的で本を読むとよく身につく、という説があります。
基本的にはそれと同じです。



何でも「継続は力なり」ですね。
あなたは読書ノートをつけていますか?
この本は月刊トークス2009年2月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2009.html#200902
この本をアマゾンで買う
この本を楽天ブックスで買う