お客さんが知りたいコトを言っていない


この言葉は『「バカ売れ」キラーコピーが面白いほど書ける本』(中経出版刊)に出てきた言葉です。
著者は狙って売る!マーケティングの企画・実践を行う、中山マコト(なかやま・まこと)さん。
中山さんは次のように書いています。


巷にはコピーがあふれています。
でも、あなたの気持ちをグラングラン揺さぶるコピーは、そんなに多くはないはずです。
どうして、人の気持ちを動かせないコピーがこれほどまでに多いのでしょうか?
答えは簡単。視点そのものが違うのです。
「自分たちが言いたいことを言う」だけで「お客さんが知りたいコトを言っていない」のです。


視点を自分たちの側から移動し、お客さんの側から自分の商品とかサービスを見てみる。
すると、それまで見ていたのとはまったく違った価値が含まれていることに気づきます。
そう考えると、「お客さんが知りたいこと」をいかに伝えていなかったかということに気づきます。
そして、その方法をいかに身につけていなかったかということに驚くのです。
そこで、「キラーコピー」の出番です。


「私はお客さんが知りたいコトを言っているだろうか?」
自省したいものですね。
あなたはいかがですか?
この本は月刊トークス2008年11月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2008.html#200811