未経験のことは、とにかくスタートしてしまうことが大切


この言葉は『営業力は社長の「顔出し」で3倍アップする』(ハギジン出版刊)に出てきた言葉です。
著者は差別化コンサルタント、パートナーシステム社長の落合英之(おちあい・ひでゆき)さん。
落合さんは次のように書いています。


中小企業の社長の顔出しはとても効果があります。
好感度と信頼度がアップするからです。


ホームページトップページの左上に、社長の笑顔の写真を載せましょう。
チラシ、名刺、会社案内、タウンページ、ニュースレター、封筒、POP広告、年賀状、
FAX送信状、カレンダー等のノベルティーすべてに顔写真を入れましょう。
そして「顔出し」をとにかく始めてみましょう。
未経験のことは、とにかくスタートしてしまうことが大切です。
そして素早く実行しましょう。


まず印刷物は在庫があっても、「顔出し」のものを至急発注しましょう。
在庫がなくなったあと、増し刷りの時に差し替えようと思ってはなりません。
そんな感性では挫折します。
増し刷りのタイミングはまちまちにやってきます。
その都度、印刷発注責任者が「顔出し」に変更することを覚えているか、
モチベーションが持続するか、きわめて怪しいからです。


タウンページ、ホームページ、ノベルティーもすぐに業者を呼びましょう。
タウンページは時期がこないと連絡がきません。
これも「その時期になったら」と考えていると忘れてしまいます。
すぐに広告代理店に連絡して、前もって原稿を進めさせてもらえるように交渉しましょう。




誰でも未経験のことは悩んだり、不安になったりします。
でも、とにかくスタートすれば何とかなることが多いですよね。
何とかなっているから、いま、こうして生きているんです。
あなたも経験したことがあるのではないですか?
この本は月刊トークス2008年10月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2008.html#200810