トーン・アンド・マナー


この言葉は『視覚マーケティングのススメ』(明日香出版社発売)に出てきた言葉です。
著者はデザイン事務所、ウジパブリシティ代表のウジトモコさん。
ウジさんは次のように書いています。


人はデザインを、好き・嫌いといった「タイプ(好み)」や、
高級感や安っぽさなどの「クラス(階層)」で感じています。
デザインで企業価値を高めるためには、この「クラス」と「タイプ」を意識した戦略が必要になります。


クラスやタイプの前に大切なことがあります。
それを、広告業界では「トーン・アンド・マナー」と言います。


トーン・アンド・マナーとは、ある企業や商品、あるいはサービスにただよう世界観や雰囲気
と思っていただけるとわかりやすいでしょう。
「自分の会社はこういう会社なんです」という、外に対してアピールしていくための自己紹介
だと考えてください。
トーンアンドマナーが決まってはじめてデザインにどんな書体を使うか、どんな写真、どんな色を
使うかということを決めることができるのです。


あなたの会社や商品のトーン・アンド・マナー、クラスやタイプを意識したことはありますか?
この本は月刊トークス2008年8月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2008.html#200808