有能と言われる人は、「しかし」という言葉は使いません


この言葉は『学校で教えない億万長者の授業』(中経出版刊)に出てきた言葉です。
著者はミリオネア・コンサルタントの鳥居祐一(とりい・ゆういち)さん。
鳥居さんは次のように書いています。


言葉の使い方というのは、あなたの人生を左右する力を持っています。
だから、「あぁ、うまくいかないなぁ」「俺にはとても無理だよ」なんていう言葉を使ってはいけません。
悪いことを強くイメージすれば、脳は素直にネガティブに反応し、そのとおりになってしまいます。
私は、脳にポジティブなイメージを植えつけるため、日ごろから「すばらしい」「ありがとう」
「おめでとう」などの言葉を積極的に使うようなクセをつけています。


また、有能と言われる人は、「しかし」という言葉は使いません。
「なるほど」という言葉を多用します。
これは、相手を受け入れていることを表すキーワードです。
人間は一度肯定されると、相手に対して心を開くようになります。
まずは「なるほど、そうですね」と相手の意見を受け入れましょう。
人生の成功は、「人とうまくやっていけるか」というコミュニケーション能力で決まるといっても
過言ではありません。
相手の目線に合わせ、聞く態勢を整えてから相手の話に集中することです。



言霊というように言葉の力は凄いものがありますね。
あなたは常にポジティブな言葉を使っていますか?
この本は月刊トークス2008年3月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2008.html#200803