「蕎麦屋のライバルは蕎麦屋」と決めつけてはいけません
この言葉は『あたりまえだけどなかなかできない集客のルール』(明日香出版社刊)に出てきた言葉です。
著者は集客・マーケティングコンサルタント、集客支援株式会社社長の岡本士郎(おかもと・しろう)さん。
岡本さんは次のように書いています。
「蕎麦屋のライバルは蕎麦屋」と決めつけてはいけません。
お客さまは「お腹が空いたから何か食べたい」と思っているのであり、
「どうしても蕎麦が食べたい!」と決めているとは限らないのです。
ラーメンでもカレーでも、なんでも良いと思っているのなら、近隣の飲食店は全てライバルです。
この視点が身につけば、映画館のライバルは映画館だけではないことがすぐに分かりますね?
「映画を見たい」ならDVDのレンタルショップでもいいでしょう。
「雨の日に数千円でデートしたい」なら映画館でなくても、水族館でも美術館でも良いわけです。
お客さまのニーズを満たすサービスの目的が、私たちと同じ、もしくは代替可能ならライバルになるのです。
さあ、あなたのビジネスのライバルは誰でしょうか?
この本は月刊トークス2007年12月号でご紹介しました。
http://www.talksnet.jp/backnumber_2007.html#200712