サイト訪問客が注文や資料請求へと進む際の3つの大きなハードル


この言葉は『Web2.0 実践ネットマーケティング』(毎日コミュニケーションズ刊)に出てきた言葉です。
著者は市場通信(しじょうつうしん)社長の波多野精紀(はたの・きよとし)さんと
日立情報システムズ勤務の池上正夫(いけがみ・まさお)さんのお二人です。
著者は次のように書いています。


お客様がサイトを訪問し、おすすめの最新情報を見て、
問い合わせや引き合い、または注文や資料請求へと進むには、3つの大きなハードルがあります。
それは、検索サイトの表示結果の上位に位置すること、
検索サイトから自社サイトへ到着したら、目的ページに少ないクリック数でたどりつくこと、
送信フォームや電話などでレスポンスを受けること。
以上の3つを達成しないと、Webサイトはただの置物になってしまいます。
これらのプロセスを効果的に活用すること、これがWebマーケティングの核心なのです。



この本を含め、いろいろなWebマーケティングの本、セミナー、セミナーDVDなどで
私も勉強中です。
ドッグイヤーといわれる世界ですから、本当に変化が速いですね。
ほとんどの会社がホームページをもつ時代となりましたが、
作りっぱなしのサイトも多いようです。


御社のサイトがライバル企業のサイトよりもグーグルやヤフーの検索結果の上位
(できれば10位以内、悪くても20位以内)に位置しないと
検索する見込客は御社のサイトに来ませんから、御社は存在しないも同然です。
また、せっかく来ていただいてもすぐにお帰りになられたら結果は出せません。
情報量が豊富で見やすいサイト作りと
顧客に「資料請求して欲しいのか、来店して欲しいのか、何をして欲しいのか」を明確にしましょう。


当社のサイトもまだまだですが、勉強しながら改良し続けています。
最近はいくつかの会社から「相談に乗ってほしい」と依頼されることも多くなりました。
自社サイトのことを見るのは困難ですが、
傍目八目とはよくいったもので他社のサイトの改良点はよくわかるものです。
また、私と雑談することで、相談者の方もいろいろとヒントを得られるようです。
こういうことはやはりアナログで実際にミーティングするのが効果的ですね。
御社のサイトはいかがですか?
この本は月刊トークス2007年9月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2007.html#200709