胸に憤の一字をしっかり抱く


この言葉は『何のために働くのか』(致知出版社刊)に出てきた言葉です。
著者はSBIホールディングス代表取締役CEOの北尾吉孝(きたお・よしたか)さん。
北尾さんは次のように書いています。


仕事をやり遂げるうえで絶対に欠かせないものを一つあげよと言われたら、
私は発憤の「憤」の一字をあげたいと思います。
「何するものぞ」という負けじ魂が出てこないと、本物にはなれません。
ところが、昨今の若い人たちは、胸の中に憤が湧き起こる前に諦めてしまいます。
発心(ほっしん)、決心はするのですが、憤がないために簡単に初心を忘れてしまいます。
これでは仕事ができるようにはなりません。
胸に憤の一字をしっかり抱いて、一度やると決めたことは苦しくても頑張り抜く姿勢が大切です。



いかがですか?
あなたは胸に憤の一字をしっかり抱いていますか?
この本は月刊トークス2007年5月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2007.html#200705