部下の元気がないと思ったら、それは自分に元気がない証拠


この言葉は『だから、部下がついてこない!』(日本実業出版社刊)に出てきた言葉です。
著者は二回の上場経験を持ち、現在は次世代を担うリーダーの育成に取り組む
カルチャー・アセット・マネジメント代表の嶋津良智(しまず・よしのり)さん。
嶋津さんは次のように書いています。


自分の部下を見て、「活気がないな」と悩んではいませんか?
部下の元気がないと思ったら、それは自分に元気がない証拠です。
部署を暗くするのも明るくするのも上司で決まります。
自分の部署に活気がないと悩むなら、まずは自分が元気になることです。


上司の姿が映し出されるのは、活気のあるなしだけではありません。
上司がいつも「時間がない、時間がない」と言いながら、せわしなく仕事をしていれば、
組織全体がせわしなくなります。
反対に、いつも上司がダラダラ仕事をしていれば、部下たちもダラダラ仕事をします。


上司が部下を見ている以上に、部下は上司を見ているものです。
上司の言葉や態度は、上司が考えている以上に部下に影響を与えています。
組織を変えるなら、まず上司であるあなた自身が変わるべきです。
すべてはそこからスタートするのです。



他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられるんですね。
元気出していきましょうね。
この本は月刊トークス2006年11月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2006.html#200611