ライバルとは自分を成長させるパートナーである


この言葉は『プロは反省するな!』(東洋経済新報社刊)に出てきた言葉です。
著者はメジャーリーグロサンゼルス・エンゼルス、フロントスタッフのタック川本(かわもと)さん。
川本さんは次のように書いています。


メジャーというレベルの高い競争社会に身を置いていると、当然有能なライバルがたくさん存在します。
すると、「あいつがケガしてくれれば、俺がレギュラーになれるのに」などと思う選手も中には出てきます。
ライバルを敵だと勘違いしてしまっているのです。
残念ながら、こういう気持ちでいるうちは、一流のメジャーリーガーになることは困難です。
一流たるもの、「ライバルがいるからこそ自分が伸びていく」というくらいの余裕がなければなりません。


ただ嫉妬し、憎むだけの存在ならば、それは到底ライバルなどと呼べるものではありません。
不毛な、自分自身の成長を阻害してしまうだけのネガティブな存在です。
ライバルとは決して敵ではありません。
自分を成長させるパートナーなのです。



いかがでしょうか?
あなたには良きライバルがいるでしょうか?
この本は月刊トークス2006年7月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2006.html#200607