論理力を十分に引き出すためには、「野心」が必要


この言葉は『プロの論理力!』(祥伝社刊)に出てきた言葉です。
著者は、弁護士の荒井裕樹(あらい・ゆうき)さん。
荒井さんは次のように書いています。


論理力を十分に引き出すためには、「野心」が必要です。
どんなに論理力を鍛えても、野心のない弁護士には、前例を打ち破るような仕事はできません。
まずは情報を「見つける目」が論理力の基礎になるのですが、
これはテクニックとして身につくようなものではありません。
見つけようと思っている人間には見つけられるし、
見つけようと思っていない人間の目にはいつまでたっても入ってこないのが、情報というものです。
野心のある人間とない人間とでは、手にする情報の量や質に、無限大とゼロの差が生じるのです。



野心の差だったんですね。
同じものを見ながらとか、同じことを経験しながら、
感じ取ることが脱帽するほど全然違う人がいますよね。
私には過去何人かそういう人がいました。
そういう人って、起業した会社を上場したり、
個人的に有名になっていったりするんです。
あなたはいかがですか?野心をお持ちですか?
この本は月刊トークス2006年1月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2006.html#200601