成長の法則:力は階段状に伸びる


この言葉は『とことんやれば、必ずできる』(かんき出版刊)に出てきた言葉です。
著者はアップルコンピューター社長からマクドナルドCEOに転じた原田永幸(はらだ・えいこう)さん。
原田さんは次のように書いています。


私が大切にしたいキーワードは「成長」です。
「成長する」「能力を向上させる」などという表現を使うと、
その成長度合いをグラフ化した場合、直線になるようなイメージを受けます。
しかし、能力や実力と言った「力」は、決して直線上には伸びません。
どこかに伸び悩む停滞期があって、その後に鋭角に上昇する、つまり階段状に伸びていくのがふつうです。
少し伸びて横ばい、少し伸びて横ばい…というのを繰り返しながら、力がついてくるわけです。


誰もが、伸びていた能力が突如伸びなくなると、悩みはじめます。
「もう限界だろうか」「自分には向いていなかったのかもしれない」など、いろいろなことを考えます。
そしてギブアップして、上を目指すのをやめてしまう人がでてきます。
そうならないためにも、力は階段状に伸びるという「成長の法則」を覚えておいて損はありません。
仕事でも趣味でもスポーツでも勉強でも、
自分自身の能力を向上させるために挑むものにはすべて、この法則が当てはまります。




伸び悩んでいても、目標達成に向け最後まであきらめないことが大切ですね。
あなたはいかがですか?
この本は月刊トークス2005年7月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2005.html#200507