仕組みがあるから、のびのびと仕事ができる


この言葉は『社員がワクワクして仕事をする仕組み』(日本経営合理化協会刊)に出てきた言葉です。
著者は社員一人一人がイキイキと仕事に取り組み、目標達成に向けチャレンジする自創経営システムの創始者
東川鷹年(ひがしかわ・たかとし)さん。


東川さんは次のように書いています。


事業というのは、社長一人だけが頑張って一時的に業績を上げることができたとしても、
将来にわたって業績を上げ続けることはできません。
やろうと思えば社長の分身を育てなければならないのです。
そして、社長が言えば社員に伝わるものと思うこと自体、大きな間違いです。
本当に伝えたいのであれば、社長の方針が社員のすみずみまで正しく伝わる仕組みが必要です。


ところで一般的に仕組みやシステムというと、規則でがんじがらめにされると感じる人が多いようですが、
実際はまったく逆です。
仕組みやシステムがあるからこそ、社員は任された範囲内において自分の判断でのびのびと仕事ができて、
力を十分に発揮できるのです。


仕組みをつくる、大事なことですね。
この本は月刊トークス2005年2月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2005.html#200502