バリューワードで弱みと考えている言葉をプラスのイメージに変換する

こんにちは。トークスの岡田です。
この言葉は『神視点マーケティング』(日本実業出版社)に出てきた言葉です。
著者はマーケティングコンサルタントの富澤豊さん。
月刊トークスでまとめたこの本の要約の一部をご紹介しましょう。


価値を表現する言葉は、それぞれの製品によって異なります。
問題は、さまざまな視点から考え直さなければならない製品には、価値と考えられそうな言葉が見当たらないことです。
その場合、弱みと考えている言葉をプラスのイメージに変換しましょう。
プラスのイメージを持つ言葉が「バリューワード」です。
具体的には、次のように考えます。


「強い」という言葉の反対は「弱い」です。
「弱い」という言葉で考えていると、強さを持った製品に負けてしまいます。
でも「弱い」という言葉は「繊細な」という言葉に置き換えることができます。
「繊細な」からもう一歩進んで、「華麗な」とすると、「強い」という男性的な表現に対し、女性的な印象を与える言葉になります。


人間は物事を必ず相対的にとらえます。
そして、同じようなイメージを持つものに、いつの間にか順位づけをします。
素晴らしい製品を作っていると自負していても、それを上回る製品が存在しているのであれば、残念ながら、自社の製品は二番手以降に位置づけられてしまいます。
絶対に勝てない製品があるのなら、生き残るために価値を変換する必要があります。
バリューワードは、その製品が持つ「本来の価値」。
そして、生き残るための方向性を表してくれる言葉なのです。
実例を見てみましょう。


月刊トークスでは、この本の要約を約12分でまとめています。
CDを聴くとあなたはこんな気づきを得られます。

◆顧客でも第三者でもない、別の視点が必要
◆今必要なのは、神様のような視点
◆製品には機能があり、ニーズがあり、価値がある
◆機能は第1の視点(自分視点)にあたり、「名詞」を中心に考える
◆ニーズは第2の視点(顧客視点)、使用目的は「動詞」を中心に考える
◆機能と、ニーズがマッチすると価値になるが、価値は「形容詞」で考える
◆弱みを「バリューワード」でプラスのイメージに変換する
◆「バリューワード」に結びつくものは何かを「神視点」で考える


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