継続できるメリット(1)3行日記の継続がきっかけでダメ営業マンがトップ営業マンに

こんにちは。トークスの岡田です。


継続することのメリットはたくさんあるのはご存じのとおりです。
先述の『どんなことでもムリせず3週間以上続けられる本』(菊原智明著・大和出版刊)にこんな興味深いことが書いてありました。


【要約原稿ここから】
そろそろ30代が見えてきたころのことです。
当時の私は、ストレスが原因で、夜なかなか寝つけないようになっていました。
そのため、出社時間ギリギリでないと起きられません。
朝起きても頭はスッキリしない状態です。
ボーッとした冴えない頭で出社するため、ミスも多く、さらに悪いことが起こるという悪循環に陥っていたのです。


ある日、私は本で次のような文章を目にします。
「その日に起こった出来事の中から、いいことだけを取り上げて日記に書くといい」


「これはいいかも」と思った私は、さっそくメモ帳サイズの小さいノートに一日に起こったいい出来事を書いてみたのです。


日記と言っても、次のような3行程度の短い文章です。


 スタッフの人に仕事を依頼したら気持ちよく引き受けてもらえた。
 なんだかいい気分になった。
 スタッフの人への感謝の気持ちを忘れないようにしよう


私は、この日記を3行日記と呼んでいました。


3行日記を書き始めて3週間がたったころからこの日記の効果を感じ始めました。
いいことだけを書いていましたから、気分がよくなります。
寝つきがよくなり、私は、30分から1時間早く目が覚めるようになりました。
ある日、試しに会社へ30分早く出社してみました。
誰もいない会社は静かで、仕事に集中でき、いつもの何倍もの仕事ができたのです。
又、朝早く出社することで気分がよく、前向きになれることにも気づきました。
そうしていつしか私は「早く会社へ行く」という習慣も身につけたのです。


そんなある日のこと。朝、誰もいない職場で仕事をしていた私は、ある資料の存在に気づきます。
過去のお客様が家を建てたときに起きた問題が掲載されたものです。
私は、この資料を編集して「お役立ち情報」にし、これから家を建てるお客様に送るようにしたのです。
これにかける時間は1日5分。
そう決めて毎日続けていると、お役立ち情報を送ることも習慣となってきました。


お役立ち情報を出し始めて1年後のこと。
気づけば、いつもの年の4倍以上の契約をいただき、私は一気にトップ営業マンになっていました。
【要約原稿ここまで】


この本は月刊トークス2010年3月号でご紹介しました。


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