知恵と工夫によってニュースネタを増やす


この言葉は『はじめての企業PR100問100答』(明日香出版刊)に出てきた言葉です。
著者は広報PR・危機対応コンサルタント、山見インテグレーター社長の山見博康さんです。
山見さんは次のように書いています。


小さな会社では毎月のようにネタが出てくるわけではありません。
しかし、知恵と工夫によってネタを増やすことができます。
その秘訣を紹介しましょう。


以前記事になったネタをもう一度引き出してきて、
それに今に合った付加価値を付けることを考えてみましょう。
すでに実績ある商品やサービスであれば、
その実績をデータとして信憑性を高め、話題性を出すことはできませんか? たとえば、
「○○県で販売中の自然化粧品の中で、半年連続売上ナンバーワン」
「○○部品の歩留まり3ヵ月0.1%は日本最高値」
このように商品自体の発表は数年前でも、その後の進展が実績データとしてニュースネタになりうるのです。


日本一や業界初ではなくても諦めてはなりません。
たとえば「神戸市最大」であれば神戸新聞には載るでしょう。
「この町のイベントとしては画期的な試み」であれば、地方紙に載るばかりではありません。
それが他の市町村にも参考になれば、全国版に紹介される可能性も出てくるのです。



あなたの会社のニュースネタは豊富にありますか?
この本は月刊トークス2011年3月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2011.html#201103