迷ったら、一歩前に出る


この言葉は『断らない人は、なぜか仕事がうまくいく』(徳間書店刊)に出てきた言葉です。
著者は人材コンサルタント兼コンテンツプロデューサーの田中和彦さん。
田中さんは次のように書いています。


「やるか、やらないか」で迷う人がいます。
「やらないで後悔するくらいなら、やって後悔したほうが、圧倒的にいい」
これは僕が大事にしている行動指針の一つです。
「手を挙げることが、世界を変えること」
「迷ったら、一歩前に出る」
という言葉も好きで、よく使いますが、全く同じことを言っています。


「そんなに簡単にできるものでしょうか?」と聞いてくる人がいますが、単純なことです。
「どうしようかな?」と思ったら、理屈抜きに、無理やりにでも行動して、
「前に出る」ことを自分自身に義務付けるのです。
「迷ったら、一歩前に出る」という言葉を呪文のように、自分に言い聞かせていたら、
本当に迷ったときに、条件反射的に体が前に出るようになります。
「断らない力」を手に入れたいのなら、この行動指針は、何としても守ってもらわなければなりません。



「迷ったら、一歩前に出る」 いい言葉ですね。
この本は月刊トークス2010年11月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2010.html#201011