環境問題はすべてがつながっている


この言葉は『エコブランディング』(東洋経済新報社刊)に出てきた言葉です。
著者はエコライフ研究所所長の中野博さんです。
中野さんは次のように書いています。


環境問題に取り組むときに企業が頭を悩ませるのは、どこから手をつけるべきか、ということです。
これは、私が経営者から最もよく受ける質問です。
大切なポイントは、環境問題の特徴は、「すべてがつながっている」ということです。
そのため、俯瞰する目が必要になります。


だから、エコブランドを考えるためには、ライフサイクル・アセスメント(LCA)の視点が必要です。
LCAでは製品が環境に与える影響を、原料の段階から廃棄の段階まで追跡して評価します。
LCAを適切に行えば、バリュー・チェーン全体にわたって資源消費量を減らして
コストを削減するヒントも見つかるはずです。



あなたの会社は環境問題に取り組んでいらっしゃいますか?
この本は月刊トークス2010年9月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2010.html#201009