視点をリスト化する


この言葉は『目のつけどころ』(サンマーク出版刊)に出てきた言葉です。
著者は『女子大生会計士の事件簿』、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』などの
ベストセラー作家として有名な、公認会計士山田真哉さん。
山田さんは次のように書いています。


自分の中でアイデアや発想を生み出すということは、視点をできるだけ多く持つということです。
一般的な視点と、正反対の見方をするくらいなら誰にでもできるでしょう。
しかし、相反する2つの視点を持てたとしても、斬新な発想はおそらく思いつきません。
少なくとも視点が4つ、5つなくてはなりません。


効果的なアウトプットのためにすべきこと、それはまず、視点をリスト化するということです。
「いい考えなら覚えているだろう」と思うのは、甘い。
人は書き出しておかないかぎり、キレイさっぱり忘れてしまう生き物です。
だから増やした視点は、紙に書き出すのです。
パソコンに打ち込むのも、携帯電話のメモ機能を使うのもいいでしょう。



あなたは書くことを習慣にしていますか?
この本は月刊トークス2010年3月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2010.html#201003