記者の情報源となり、知恵袋になる


この言葉は『広報・PRの基本』(日本実業出版社刊)に出てきた言葉です。
著者は広報・危機対応コンサルタントの山見博康(やまみ・ひろやす)さんです。
山見さんは次のように書いています。


記者の情報入手経路は多岐にわたりますが、
最も信頼性の高い情報源の一つは企業経営者や広報からの紹介です。
広報担当者としては、記者の情報源となり、知恵袋になるように努力することです。
「その業界のことは、A社のB君に聞けば大体わかる!」
「そのテーマに関しては、C社のDさんに聞けば大体わかる!」
「そんな人を探しているのなら、E社のF君がすぐ紹介してくれる!」
こうした評判が得られたら、その記者が交代しても、その評判を引き継いでくれます。
常に新鮮な情報を集め、記者の役に立てるように心がけましょう。


私もトークスで83回、前職でも同じ位、取材を受け、報道していただきましたが、
心がけていたのはこのことでした。
ただし、最近は少しサボり気味で反省しています。
この本は月刊トークス2009年7月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2009.html#200907