せめて1日30秒はやろう


この言葉は『できる人の勉強法』(中経出版刊)に出てきた言葉です。
著者は東進衛星予備校のカリスマ講師、安河内哲也(やすこうち・てつや)さん。
安河内さんは次の書いています。


英語の企業研修などに行くと、皆さんから必ず訊かれる質問があります。
「先生、1日どのくらい英語を勉強すればよいのですか」という質問です。
理想をいえば、「1日1時間」は必要だと思います。
でも、働いている人の場合、続けて1時間も勉強するのは難しい目標です。
だから、私はこう答えています。
「できたら1日1時間。もし無理なら1日30秒」
「せめて1日30秒はやろう」。これくらいの気持ちでいればいいのです。


「30秒」なら、誰だって必ず毎日続けられるでしょう。
それに、「30秒」と言われて、本当に30秒で勉強が終わることはありません。
「今日は忙しいから30秒やろうか」とやり始めれば、
気がついたときには10分とか20分はたっているものです。
最初から「20分」とか設定するからやらないのです。
勉強は継続することが大事です。
30秒でもいいから毎日続ける。
これをぜひ習慣にしてください。



1日30秒なら自分でもできる!
そう思いませんか?
この本は月刊トークス2007年4月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2007.html#200704