惚れ込む対象は商品ではなく、顧客


この言葉は『ダメな奴ほどよく売れる 間違いだらけの営業理論』(ゴマブックス刊)に出てきた言葉です。
著者は営業アウトソーシングのパイオニア、コンフィデンス社長の是永英治(これなが・えいじ)さん。
是永さんは次のように書いています。


これまで営業では、顧客に対して、自分が扱っている商品のことを詳しく説明でき、
どんな質問にも答えられなければいけないとも言われました。
さらには、「商品に惚れ込め」とまで言われたものです。

しかし、いまの営業では、惚れ込む対象は商品ではなく、顧客でなくてはなりません。
商品を売る対象として顧客がいるという発想ではなく、
顧客によくなってもらう、幸せになってもらうために商品があるという発想が必要なのです。




自分が扱っている商品を熟知し、好むことはもちろん大切なことだと思います。
しかし、それ以上に顧客のことを考えるのが大切なんですね。
この本は月刊トークス2007年2月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2007.html#200702