いいものだから売れるとは限らない


この言葉は『気絶するほど儲かる絶対法則』(サンマーク出版刊)に出てきた言葉です。
著者は人気メルマガ「営業マンは断ることを覚えなさい」発行人であり、
経営コンサルタントの石原明(いしはら・あきら)さん。

石原さんは次のように書いています。


いいものだから売れるとは限りません。
ものはどうして売れるかというと、よさそうに見えたら売れるのです。


では、どうすれば自分の会社の商品が良さそうに見えるかというと、
良さそうに見せるという技術を身につけておくということなのです。
今日から、こういう風に頭の発想を変えてください。
「良さそうに見える」ように表現する、文章を書く、プレゼンテーションをする、お客さんにしゃべる、
これが「ものを売る」ということなのです。


ほとんどの会社は、売れないと何をやるかといったら、たいていはさらにいいものを作ろうとします。
ですから私は、方向転換の指示をよく出します。
「社長のところの製品はもう十分いいと思いますよ。だからそれ以上そっちへ行っちゃだめです。
 そんな努力をするくらいなら、見せ方を変えるということを考えませんか」と提案します。


石原さんは
商品は変わっていないのにネーミングを変えたら成功したソックス「通勤快足」や、
商品は同じでも、セールスマンによって売れ行きが違うことを例にあげています。



良さそうに見せるという技術を身につける。
あなたもそのために勉強してみませんか?

この本は月刊トークス2004年5月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2004.html#200405
完売の号が多い2004年ですが、この号は少しですが在庫がございます。