オルゴールコンサート


街はクリスマスのイルミネーションできれいですね。
昨晩はみなとみらい小ホールへ出かけました。


コンサートなんですが、オルゴールのコンサートです。
舞台の上には数台のアンティークなオルゴール。
スイス製、ドイツ製、アメリカ製だそうです。
人間の背よりも高い大型のもの。
磨き込まれたきれいなアンティーク家具を見ているようです。


そのオルゴールたちが素晴らしい演奏を披露してくれるのです。
マイクも何もありません。
小ホールといっても400席を超えるホールです。
それが朗々と数々の名曲を奏でます。


100年以上も前につくられたオルゴールが
こんなに素晴らしい音を奏でるのは本当にすごいことですね。
楽器を演奏される方ならおわかりいただけると思いますが、
しょっちゅう弾いていないといい音が鳴りません。
聞くと、このオルゴールコンサートはすでに1万回以上開催されているそうです。


このコンサートの主催者の方とは2ヶ月ほど前にお目にかかりました。
今年5月に『オルゴールは脳に効く!』(実業之日本社刊)を出版されています。
佐伯吉捷(さえき・よしかつ)さんという方ですが、
1985年にオルゴール療法研究所を設置し研究を推進してこられました。


音楽を使った療法といえば、モーツアルト療法やヘミシンクCDを使った音楽療法が有名ですが、
オルゴール療法はもっといいそうです。
その理由はオルゴールの持つ独特の周波数にあるそうです。
人の可聴域は20〜2万Hzですが、
オルゴールは3.75Hzの超低周波から10万Hzという高周波をカバーするといいます。
このオルゴールの持つ独特の周波数が人の脳を刺激して、いろいろな症例を改善するようです。
詳しくは佐伯さんのサイト http://www.musicbox.jp/ をご覧ください。


オルゴール療法研究所は大阪と横浜に専用のホールもあります。
お近くの方はのぞいてみたらいかがでしょう。
オルゴールってこんなにいい音がするんだと驚くことと思います。
私が実際そうでした。
ちょっと変わった体験をしてみることは感性を磨くために大切なことだと思います。
忙しい師走ですが、いかがですか?