始める力をつける(4)行動に移すことが勉強成功の第一歩
始めることの大切さについては月刊トークスで紹介した本の著者も大勢書いています。
最近、テレビでもご活躍のカリスマ英語講師、安河内哲也さんが『350万人が学んだ人気講師の 勉強の手帳』(あさ出版刊)で次のように書いています。
【要約原稿ここから】
「いつか、会計の勉強を始めたい!」
「いつか、宅建の資格をとりたい!」
そう思いながら、1年間何もしなかった人は多いと思います。
私は、英語の次は韓国語を勉強したいと昔からずっと思っていました。
にもかかわらず、書店で韓国語の本を数ページ立ち読みするだけで、何もしない時期が数年間続いていました。
「これでは、だめだ!」とついに思い立って、家の近所の韓国語学校に入学しました。
学校に入って、嫌々ながらでも毎週通って勉強しなければならない状況に自分を追い込んだのです。
入学してから今年で3年目になります。
今では、旅行でソウルに行っても日常会話で困ることはなくなりました。
考えるよりも行動です。
みなさんも試験に合格したい、資格をとりたい、勉強をしたいと思っているのであれば、それをやらなければならない状況に身を置くようにしましょう。
そうすれば、自然と「いつか……」という口癖は消えるはずです。
あまり構えずに、考えずに行動に移すことが勉強成功の第一歩です。
このように、勉強を成功させる一つめのコツは「始める」ことです。
たとえば、「英語を話したい」と思っている人はたくさんいますが、実際に英語の勉強を始めている人は多くありません。
ですから、まず始めることが大切なのです。
【要約原稿ここまで】
この本は月刊トークス2011年9月号でご紹介しました。
あなたも勉強したいことややりたいことがあれば、まず始めてみましょう。
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