継続する力をつける(1)継続するためには目標を高くし過ぎない

こんにちは。トークスの岡田です。


どんなことでも右と言う人と左と言う人と両方の意見がありますね。
目標も同じで、すぐ達成できるような目標は意味がない、高くしないと力はつかないと言う方がいます。
一流のアスリートはそうかもしれませんが、私たち普通の人はそうでもないと思います。


正直に言うと、私はどちらかというと目標を設定することさえ苦手です。
しかし、前に書いたようにいろいろなことを継続できています。
このような私の継続力に驚かれる方も多いし、私自身もときどき自分の継続する力に驚くことがあります。


このように思っているのは私だけではないようです。
私が1992年以来24年以上発行し続けているビジネス書の要約CD月刊トークスでご紹介した著者のケースをいくつかご紹介しましょう。


まず最初はご高名な将棋棋士羽生善治さんです。
『結果を出し続けるために』(日本実業出版社刊)にこんな興味深いことが書いてありました。


【要約原稿ここから】
「幸せを実感するには、あまり高いハードルを設けないこと」だと私は考えています。
超えるべき壁が高すぎると、大体、嫌になってしまうからです。
ですから、低いハードルを少しずつ越えていくのが良いでしょう。


結果を出し、自分の道を進むためには、「これをやっていこう」と決めたことに対して、自分のペースで少しずつハードルを上げながら課題をクリアしていくこと。
自分の予想通りにならないことを楽しむこと。
少しずつ新しいことにチャレンジして、日々新しい発見をしていくこと。
そして何より、続けることが大切なのです。
【要約原稿ここまで】


この本は2011年2月号でご紹介しました。
羽生名人でもこうおっしゃっているのです。
あなたも少しずつハードルを上げ、続けていきませんか。


100円の電子書籍でまとめて読む:継続する力 始める力