継続することは難しくない(4) 3は続けるためのキーワード


3日坊主という言葉があるように、数字の3は続けるためのキーワードだそうです。
『一生続ける技術』(アチ−ブメント出版刊)という本をご存じでしょうか?
著者は人材教育コンサルティング会社、アチ−ブメント株式会社社長の青木仁志さん。
青木先生の本を読まれたり、講演を聞かれた方も多いと思います。
月刊トークスの要約原稿の一部をご紹介しましょう。


【要約原稿ここから】
数字の3は、続けるためのキーワードです。
3日、3週間、3ヵ月、3年。
まずは3日、3週間と続けられるように取り組んでみてください。
それができたら、3週間を一つの単位と考えて、3ヵ月、3年を目指しましょう。


長期的な取り組みには、必ず障害が起こります。
まず3日で小さな壁が、次に3週間で大きな壁がやってきます。


能力開発の世界では、この3週間を重要視していて、研修の学びを実践し、定着させるための一つの指標として「21日間テスト」と呼ぶことがあります。
3週間続けるとは、その分の時間と労力を費やすことです。
代償を払った分だけ、ここでやめてしまうと惜しいという思いが生まれます。
途中で投げ出したくなくなるのです。


そして、3年続くとそれは習慣になります。
習慣にまでなると、今度は逆にやめられなくなります。
続けることが苦痛から快感へと変わっているからです。
習慣にこそ人生を分ける要因がある。
これこそが、能力開発をする究極の答えではないでしょうか。
【要約原稿ここまで】


この本は月刊トークス2011年5月号でご紹介しました。

あなたが続けようとしていることもまずは3日、3週間続けましょう。
そして3年続けて習慣にしましょう。


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