継続することは難しくない(2)三日坊主は悪くない


こんにちは。トークスの岡田です。


ダイエット、英語の勉強、資格取得のための勉強、ジョギング・・・
決意して取り組むのですが、いつも三日坊主で終わってしまう。
あなたはそんな悩みをお持ちですか?


結論から申し上げると、三日坊主は悪くありません。
まず、良い習慣をつけようと決意して取り組み、3日も継続できた自分をほめてあげましょう。
ほとんどの人は「いいな」と思ってもまず行動に移せません。
行動に移した時点であなたは一歩リードしています。


1日サボってしまったら、次の日からまたやってみればよいのです。
10回それを繰り返せば、30日も続けたことになります。
また、一度スタートし、3日間も継続したことは、2回目以降はもっと楽に取り組めるはずです。


心理学者の伊東明さんも『「できない」が「やってみよう!」に変わる 1分間思考改革術』(講談社刊)の中で次のように書いています。


【要約原稿ここから】
短期目標が決まった。さあ、やってみた。
するとあなたは必ず三日坊主という壁にぶつかってしまうはずです。


だからダメ? いいえ、三日坊主でいいのです。
三日坊主で終わってもいいから、今やる。
それがとても重要なのです。


三日坊主でOKだと繰り返していくと、初めは一ヶ月ごとだったのが、だんだんサイクルが短くなっていって、最後は三日ごとに三日坊主をやったりするようになります。


三日坊主で終わっても気にしない。
やりたいと思ったら、その時にまたやる。
その繰り返しがいいのです。


その上で、三日間でやったことの意味を考えてみます。
三日で何が身についた?
すると、必ず「三日でもやると違うではないか!」ということがわかります。
すると、またやってみようという気が起きます。


「おまえ、三日坊主なんだな」
「ええ、三日もやったんですよ。そのなかで○○を身につけました」と胸を張ります。
そう言い切れて行動できるようになった人が結局、成功するのです。

【要約原稿ここまで】


この本は月刊トークス2003年5月号でご紹介しました。


トークスの岡田だけが言っているわけではないことがおわかりいただけたでしょうか。
あなたも胸を張って三日坊主を続けてください。



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