チラシを教科書にする

この言葉は『売れない時代は「チラシ」で売れ!』(同文舘出版)に出てきた言葉です。

著者の佐藤勝人(サトーカメラ専務取締役、日本販売促進研究所社長)さんは次のように書いています。



サトーカメラでは、商品部や店長が協力し合って、チラシを作っています。
販促担当者だけで作ったチラシになると、
現場はどうしてもセールに対して参加意識に乏しく無責任になりがちだからです。


サトーカメラの勉強会では、毎週最新のチラシを教科書にして、
大戦略商品の一つひとつを徹底的に紐解いていきます。
そこから学んだことをもとに、現場では各自の実売データを、
チラシを台帳にして自己管理しています。
だから現場では、毎日いつでもどこでも各自が商品について検証でき、
売り場やチラシの改善策が現場レベルでどんどん生み出されていきます。


このように全店で現場共通の「自店セールの見える化」を図っていきましょう。
現場でチラシ商品を選び出し、チラシを制作し、それを現場でトコトン活用する。
そして、チラシを販売の教科書にして人材を育てていく。
それが最終的には商品を育てることになり、新しいお客様の創出につながっていくのです。


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