攻める経営、守る経営、捨てる経営

この言葉は『社長が絶対に守るべき経営の定石〈50項〉』(日本経営合理化協会刊)に出てきた言葉です。

著者は典型的な中小企業を、創業者の父と共に幾多の不況を乗り越え、
東証一部屈指の超優良企業に育て上げたスター精密社長の佐藤肇さん。
佐藤さんは次のように書いています。


経営には、「攻める経営」と「守る経営」と「捨てる経営」の3つがあります。
将来性のある商品はどんどん攻める。
ほどほどの商品は守る。
しかし、成長性のない商品と利益率が低下している商品は捨て去る。
この3つを同時にやらなければ、会社の将来はありません。


このような方向づけは、社長でなければできないことです。
とくに、「捨てる経営」はこれからの低成長時代に重要になってきます。
捨てる余力をもって、利益率の高い商品とか、成長性の高い分野に
もっと重点的に取り組むことによって増益を図ることです。


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