成功物語を描いてもらう

この言葉は『5分で相手を納得させる!「プレゼンの技術」』(同文舘出版)に出てきた言葉です。
著者の藤木俊明(コンテンツ企画・制作会社、ガーデンシティ・プランニング社長)さんは
次のように書いています。



「5分で納得プレゼン」では、「私が提案したいことをひと言で言えばこういことです」と前置きして、
次のようにメッセージを発信しましょう。


 |AはBという特徴を持っており、貴社のCを解決して、
 |Dというメリットをもたらすものです


Aは提案したい商品やサービス、企画の実施内容などです。
Bは新機能や価格優位性などの差別化ポイントです。
Cはテーマや課題の具体的な内容。
Dはコスト削減や収益力アップ、便利さなどの具体的なメリットです。


そうして、提案先にきちんとメッセージが届いたら、
相手の心の中に成功物語を描いてもらえるようにします。
あなたが発信したメッセージを聞いて、経営幹部なら
「それならうちの会社が悩んでいたこの課題が解消されて、うまくいけば今期は黒字に転換できるな」、
あるいは現場の人なら
「それなら我々が悩んでいた業務の非効率が解消して、仕事を楽にすることができるな」
などとイメージしてもらうのです。


「成功物語を描いてもらう」
あなたのプレゼンではできているでしょうか?
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