この言葉は『繁盛店をつくる立地選び』(日本実業出版社刊)に出てきた言葉です。

著者は美容室や飲食店などの店舗不動産、デザイン設計施工等のサービスを提供している
アークフィール株式会社社長の崎元則也さん。
崎本さんは次のように書いています。


一般的に、駅前などの1等立地、本書で言うエリート立地のように、
人通りが多く、目立つ場所にあるのがよい立地と言われます。
しかし、中小規模のお店が出店するのに理想的なのは、お宝立地と言える1.5等立地です。
お宝立地が見つからない場合、2等立地も視野に入れて物件を探しましょう。
2等立地はお値打ち立地です。
3等立地以下になると、人通りも少なく、集客はむずかしいと考えたほうが無難です。


立地をチェックする際は、面で見て、線で見て、点で見る。
この3つに合格点がつけば、「儲かるお宝立地」と判断してよいでしょう。


面とは、ひと言で言うなら商圏のことです。
線は動線のことで、人が行き交う流れや、店への行きやすさのことです。
ポイントは「ついで」に寄れるような店にすることです。
点は、店が見えるかどうかです。
どこからなら見えるか、どうすれば通行人から見えやすくなるか、などを確認します。


この本は月刊トークス2011年6月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2011.html#201106


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