仕事とは、他人のリクエストに応えること


この言葉は『会社にお金を残さない!』(大和書房刊)に出てきた言葉です。
著者は広島を中心に全国120店舗以上を展開するメガネチェーン店、
21(トゥーワン)創業メンバーの平本清(ひらもと・きよし)さん。
平本さんは次のように書いています。


私が考える仕事とは、他人のリクエストに応えることです。
お客様のリクエストに応えることができれば、その分いくらかのお金を払ってくれます。
取引先のリクエストに応えることができれば、その取引先との取引は正しい形で継続していきます。
上司のリクエストに応えれば、高い評価を得られるでしょうし、
部下のリクエストに応えれば、自分のことを信頼してくれるようになります。


「高く仕入れて、安く売れ」。こんな無茶なリクエストにも応えられれば、
取引先とお客様の双方から信頼され、業界内での競争力もアップします。
実際、そうやって「21」は成長してきました。
周囲のリクエストに全部応える。
そんな難問に立ち向かえば、たくさんの壁にぶつかって、いろいろと思い悩むことでしょう。
しかし、その苦悩の果てにアイデアが生まれ、常識にとらわれない自由なスタイルを確立できるのだ
と私は信じています。



自分は十分に他人のリクエストに応えているだろうか?
自問したい言葉ですね。
この本は月刊トークス2010年1月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2010.html#201001