ハッピー&サンクス


この言葉は『すごいほめ方』(中経出版刊)に出てきた言葉です。
著者は外食事業や教育事業などを手がける株式会社KUURAKU GROUP社長の福原裕一さん。
福原さんは次のように書いています。


「ほめるしかけ」の最初の一歩は、「ほめやすい環境」づくりからです。
「ほめやすい環境」をつくる上で、効果抜群の方法が「ハッピー&サンクス」です。
これは、24時間以内にあった、「うれしかったこと」「感謝したいこと」を発表し合うものです。
最低でも1日1回、メンバーが集まって行います。


自分の感謝の言葉で周りの人が喜んでくれる。
また、時には、自分に対して「ありがとう」を言ってくれる人がいる――。
そうやって自分の存在が認められていることを実感できるようになると、
人は、どんどん周りの人にも感謝できるようになっていきます。
また、「ハッピー&サンクス」を語り合うことで、
「この人は、こうしたことに嬉しさを感じるのだ」と、
互いの価値観、考え方がわかってきます。
その結果、次第に腹を割って話せる間柄となっていき、職場の人間関係もよくなっていくのです。



あなたの会社は「ほめやすい環境」ができていますか?
この本は月刊トークス2009年10月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2009.html#200910