経営は、つまるところ「決定」です


この言葉は『「決定」で儲かる会社をつくりなさい』(河出書房新社刊)に出てきた言葉です。
著者は2000年度日本経営品質賞、2001年、経済産業大臣賞などを受賞されている
武蔵野社長の小山昇(こやま・のぼる)さん。
小山さんは次のように書いています。


経営は、つまるところ「決定」です。
社長が決定したことをどう実行するかで会社の将来が決まります。
すべては、やり方ではなく決定で決まります。
ここを間違えて「どのようにしよう」と、やり方を決めてしまうからうまく進まないのです。
まず決定することが大切です。


では、どのように決定をしていくのが正しいのでしょうか?
答えは「早く決定する」です。
いきなり正しく決定するのは不可能です。
早く決定したことが間違っていたら、ただちに修正を決定します。
最初から自己満足の「正しさ」を求めて悩むより、
早く決めて駄目なら次々とやり直すほうがはるかに効率的です。




「早く決定する」肝に銘じておきたい言葉ですね。
この本は月刊トークス2007年4月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2007.html#200704