継続することは難しくない(3)失敗した経験が多いほど、成功率は高まる


こんにちは。トークスの岡田です。


「失敗した経験が多いほど、成功率は高まる?」
そんな馬鹿なと思いましたか?


『どんなことでもムリせず3週間以上続けられる本』(大和出版刊)をご存じでしょうか?
著者は住宅販売会社で7年間のダメ営業マンを経験した後、トップ営業マンになり、現在は独立してコンサルタントとして活躍中の菊原智明(営業サポート・コンサルティング社長)さん。
月刊トークスの要約原稿の一部をご紹介しましょう。


【要約原稿ここから】
3日坊主どころか、翌日にはやめてしまった……。
あなたも、そんな経験をしたことが一度や二度はあるでしょう。
しかしあきらめてしまった習慣も、よくよく考えてみれば一度はチャレンジしたことです。
経験があるため、初めてスタートするときよりは、やりやすいはずです。


「そんなことを言っても、私は3回も失敗したから……」
なかには、そのような人がいるかもしれません。
しかし、よく考えてみてください。
3回習慣化に失敗したということは、3回分の「なぜ、やめてしまったのか?」という貴重なデータがあるということです。


「風邪をひいて、そのままやめた」というなら、代わりのプランを考えておきましょう。
「仕事が終わってからは、疲れて続かない」というなら、夜ではなく、朝やりましょう。
「途中で飽きて、だんだんやらなくなった」というなら、飽きないように場所を変えてみましょう。


習慣化に失敗していると、このように再度挑戦したときに注意するべき点が見えてきます。
つまり、続かなかった原因を一つひとつつぶしていけば、継続できる可能性は飛躍的にアップするのです。
失敗した経験が多いほど、成功率は高まります。
さあ、あなたも今から何かを習慣にしてみましょう。
3年後、5年後になって振り返ったときに、「ああ、あのときにこの習慣を身につけてよかった」とつくづく思うときが必ず訪れるはずです。
【要約原稿ここまで】


この本は月刊トークス2010年3月号でご紹介しました。
あなたも習慣化に失敗する度に貴重なデータを得て、再挑戦してみましょう。

アマゾンの電子書籍継続する力 始める力