思考のスイッチをオンにする


この言葉は『それでも仕事は「好き!」で選べ』(Nanaブックス刊)に出てきた言葉です。
著者は元リクルート「週刊B−ing」編集長、現在は人材コンサルタント兼コンテンツプロデューサーの
田中和彦さん。田中さんは次のように書いています。


本気で好きなことを仕事にしたいのなら、
好きなことを仕事にしたいという思考のスイッチを今すぐに入れることです。
スイッチが入れば、人は自ずと具体的な行動をするものです。
逆に思考のスイッチをオンにしなければ、その願いは決して実現することはありません。
「何となく過ごしていたら、そうなっちゃいました」というほど現実は甘くないのです。


最初から「なりたいもの」だった人など誰一人としていません。
どんな人も最初は普通の人です。
メジャーリーガーも、ベンチャー企業の社長も、人気絶頂のお笑いタレントも、
ベストセラー作家も、そうなる前はただの普通の人だったのです。
彼らは「なりたい自分」を強く意識し、その姿をいつも頭の中で具体的にイメージしていたからこそ、
そのための努力を惜しまず、行動し、結果として「なりたい自分」を手に入れたのです。
だから「どうせ自分なんて無理」などとあきらめてはいけません。
なぜなら、あきらめた瞬間に、指がスイッチから離れてしまうからです。
あきらめずにスイッチをオンにすることです。



あなたの思考のスイッチはいかがですか?
この本は月刊トークス2009年9月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2009.html#200909