ピンチは良くなる前のジャンプボードのようなもの


この言葉は『ロボットおやじの“ものづくり魂”』(出版文化社刊)に出てきた言葉です。
著者はロボカップ世界大会で優勝に導いた「チーム大阪」の初代監督、
システクアカザワ社長の赤澤洋平(あかざわ・ようへい)さん。
赤澤さんは次のように書いています。


私は日頃から、「縁」や「運」に非常に敏感です。
常に夢や希望や目標がある人にだけ、チャンスがめぐってくると思っています。
バブル崩壊後、電車の仕事を半値でやれと言われましたが、断りました。
その結果、電車の仕事は他社に移り、私の会社は倒産の危機に陥りました。
しかしその後、電車の仕事よりも、はるかに技術水準の高い飛行機の仕事をするようになりました。
そしてロボットと出会いました。


いま振り返ってみると、まさにピンチはチャンスの芽でした。
ピンチは良くなる前のジャンプボードのようなものです。
怖がることはありません。さらに高く飛ぶために、しゃがんでいるだけです。
だから「縁」や「運」を味方につけると、道を照らしてくれるような出会いがやってきます。
このことさえ知っていれば、マイナスに見えることでもプラスに転がっていくのです。



ピンチはチャンス、気持ちのもち方を変えるだけでプラスになりますね。
あなたもそう思っていますか?
この本は月刊トークス2007年7月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2007.html#200707