笑いの経営


この言葉は『アホな二代目につけるクスリ』(東洋経済新報社刊)に出てきた言葉です。
著者はカー用品店業界最大手「オートバックス」のフランチャイズ本部、オートバックスセブン
二代目経営者、住野公一(すみの・こういち)さん。
住野さんは次のように書いています。


「会社のために」などといつも肩に力を入れて仕事をしていても、
本当の実力は発揮できないのではないでしょうか。
それよりも、社員たちにはもっとリラックスし、笑い、毎日楽しく仕事をしてほしい。
これを僕は「笑いの経営」と呼んでいます。
泣いたり、ぼやいたりする漫才を経営者が披露してはダメです。
経営者自らが常に率先して「笑い」、社員たちが「笑える」雰囲気を作り上げていく必要があります。


風邪やさまざまな病気の予防になるなど、医学的な「笑い」の効果も認められ、
さまざまな研究の対象となっています。
笑いと健康、笑いと人間関係…。
ビジネス界のみならず、いま「笑い」は大きなトレンドとなってきているようです。
大阪という街に生まれ、小さなころからお笑いを見て育ってきたという自負もあります。
僕はこれからも「笑いの経営」をどんどん標榜し、推進していくつもりです。



笑い、笑顔、大切なことですよね。
この本は月刊トークス2007年3月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2007.html#200703