タイアップは中小企業の魔法の言葉


この言葉は『企画のネタ帳』(阪急コミュニケーションズ刊)に出てきた言葉です。
著者は販促・宣伝アドバイザー、企画屋プレス代表の山口照美さん。
山口さんは次のように書いています。


私はセミナーで、「タイアップは中小企業の魔法の言葉」と言い続けています。
ひとつ、シンプルなタイアップ事例を提示しましょう。


ある町に一軒の喫茶店がありました。
ランチの客はそこそこ入りますが、ティータイムの目玉商品がありません。
町歩き特集の取材は、売りがない店を取り上げません。
困ったオーナーは、同じ町にタイアップできそうなところがないか考えてみました。


「そうだ、徒歩10分のところにケーキ屋がある」
そこでオーナーは、ケーキ屋に
「1日1ホール、ウチの喫茶店専用のケーキを焼いてほしい。毎日買い取るから」と依頼。
1ホールから8つのケーキ。
「1日8セット限定・オリジナルケーキセット」の誕生です。
ケーキに地元の食材を使い、街の名前を入れれば観光客へアピールできます。
立ち寄りたい店として、マスコミに取り上げられる……喫茶店に「売りの商品」ができます。
依頼されたケーキ屋も、毎日確実に1ホール売れるのですから悪い話ではありません。



タイアップをより強力にする方法が続けて書かれているのですが、それはCDを聞いてのお楽しみ。
この本は月刊トークス2009年11月号でご紹介しました。
 http://www.talksnet.jp/backnumber_2009.html#200911
それともアマゾンで本を購入しますか?
 http://www.talksnet.jp/200911_1.html
トークスもどなたかとタイアップしたいのですが、心当たりのある方は岡田までご連絡ください。